鬼滅の刃にハマっています。ということで、先日に続き聖地巡礼に行ってきました。
今回は東京の奥多摩にある「日の出山(ひのでやま)」です。
日の出山ってどこにあるの?
日の出山(標高902m)は、東京の奥多摩にある山です。都心からのアクセスが良く、日帰りで登ることができます。山頂からの眺めが素晴らしく、晴れた日には関東平野や奥多摩の山々を一望することができます。
悲鳴嶼行冥の出身地
日の出山は、悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の出身地となっています。鬼滅ファンならご存知、殺鬼隊の中でも『最強の男』と言われていますね。
煉獄さんの話も好きなんですけど、個人的には彼の話も好きです。謙虚で大人しい性格からは想像もできないほどの強さを誇る彼ですが、そんな彼にも悲惨な過去が。強さの陰には、それを支える辛い過去がある、というのは良い教訓です。
- 雲取山(竈門炭治郎)
- 大岳山(嘴平伊之助)
- 景信山(時透無一郎)
- 日の出山(悲鳴嶼行冥)
ルート
【武蔵五日市駅からピストン(日帰り)】
【行き】JR武蔵五日市駅 → 金比羅山 → 麻生山 → 日の出山
【帰り】日の出山 → 麻生山 → 金比羅山 → JR武蔵五日市駅
今回はJR武蔵五日市駅からピストンで登りました。標準コースタイムは往復7時間ほど。僕はトレイルランスタイルなので、3時間半ほどでした。
登山で大切なことの一つは「標準コースタイムに対して、自分がいつもどのくらいのペースで登っているのかを把握しておくこと」です。毎回の登山で記録を残しておくと、後々役立つことがあります。僕はスマホで写真を撮り、データを残しています(日時が記録されるので)。
登山初心者でもラクに登れる方法
日の出山に登るにはいくつかのルートがあります。
今回のルートとは異なりますが、御岳山経由で登る方法が一番簡単です。JR御嶽駅からバスとケーブルカーを利用して御岳山駅まで行き、そこから日の出山に登るルートです。
1時間ほどで日の出山まで登ることができます。帰りも同じルートであれば、登山初心者でも日帰りで登ることができます。登山にはそこまで興味はないけど、聖地巡礼として行ってみたい!という方はこのルートがオススメです。
いざ出発!
朝5:30 JR武蔵五日市駅に到着。コロナの影響もあって、今回も自家用で。駅前に大型駐車場(Times)があるので便利です。
住宅街を抜けて登山口まで
武蔵五日市駅から登山口までは、住宅街を経由するので、ルートがやや複雑です。むしろ、街中で遭難するんじゃないかってレベルなので、ぜひ参考にしてください。
JR武蔵五日市駅から、檜原街道(33号線)を檜原村方面に進みます。
左に「モーターパーク M’2」というお店が見えてきたら、右の小道を曲がります。
少し進むと、左に五日市中学校が見えてきます。
T字路を左に曲がります。
自販機のある交差点に標識がありますので「金比羅山(1.7km)」方面に向かいましょう。
分岐を「金比羅山」方面に向かいます(標識があります)
最後の分岐を右に進むと登山口に着きます。
まずは金比羅山へ
6:00 登山開始。街の景色から、山の景色に一瞬で切り替わります。
登ること15分、金比羅公園に到着。まだ登り始めてわずかなのに、綺麗な景色が目の前に広がります。
琴平神社でご挨拶してから先に進みます。
金比羅尾根は緩やかな傾斜が続きます。
人が少ないので、野生動物の目撃情報もいくつか報告されています。熊鈴は必ず携行しましょう。僕は、熊鈴と山ラジオをいつも携帯しています。
急登も出てくるので、登りごたえはあります。
分岐ポイントがいくつかありますが「日の出山」方面に進めばOKです。
まさかの事件発生
快調に登り、もうすぐ山頂!というところで事件発生。
お分かりいただけましたでしょうか….
ニホンカモシカです。僕は視力が「1.2」あるので気付いてしまったんです。
目が合った瞬間
うぉぉぉぉぉぉぉーーー!!!
なんて叫んでしまいましたよ。動物は大好きですが、人の気配がまったくない山中で、突然に目の前に現れるもんですから、腰を抜かすかと思いました。
ちなみに、山の中で「うぉぉぉーーーーー!!」シリーズは、昨年の富士登山以来。あの時は本当に死ぬかと思いました。(興味のある方は下の記事をどうぞ)
飛びかかってくるんじゃないかと警戒し、手を振ってみたり、ぽんぽん拍手してみたり、熊鈴をチャリチャリさせても「こいつ何やってんだ?」って感じで見られてましたね。呆れたのか、サッと去って行きました。
山頂に到着
7:44 日の出山の山頂に到着。
山頂からは、奥多摩の山々や東京の街並みを一望することができます。少し曇っていましたが、遠くにスカイツリーも見えました。いつもランニングをしている多摩湖やメットライフドーム(西武ドーム)も見えて、普段は向こうからこちらの景色を眺めているので、それもまた面白い感覚でした。
9:30に下山しました(登山開始が6:00なので、往復3時間半ほど)
悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の出身地
冒頭でもお伝えしたように、日の出山は悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の出身地です。まだまだ存在感の薄い悲鳴嶼行冥ですが、これからきっとファンも増えるでしょう。日の出山は景色が美しく、都心からのアクセスも良いので、機会がありましたらぜひ登ってみてください。