ギネス記録の巨大クラブが集まるイビサ島
前回の続きになります。
https://hra-lifestyle.com/2019/03/24/ibiza/
いよいよ、イビサ島のメインディッシュ「夜遊び編」です。イビサ島は、地中海に浮かぶリゾートアイランド。バルセロナから飛行機でわずか30分。渋谷から横浜まで買い物に行く感覚です。
前回もお伝えしましたが、イビサ島のパーティーシーズンは6〜10月くらい。昼間は買い物や海水浴を楽しむのがメインになりますが、夜はクラブ遊びがメインになります。
夜はエロティックな雰囲気に。街中のあちこちでズンチャカズンチャカ聞こえてきます。こっちの人は夜遊びも本気ですから、僕も夕飯をしっかり食べてエネルギーチャージ。
写真はイビサ港にあるCalmaというレストランから撮った一枚。ライトアップされた世界遺産Dalt Vilaを眺めることができます。
ちなみに、僕はいわゆる“パリピ”ではありません。格好も地味。純粋にクラブミュージックが好きで、好きなアーティストを見たいから、わざわざ大金払って日本から飛んできました。日本でクラブというと、チャラいと思われたり、ナンパやドラッグのイメージがありますが、僕からすれば不粋の極み。純粋に音を楽しみたいのです。
クラブまではバイクで行くのでお酒は飲みません。タイムテーブルをチェックし、好きな時間にクラブに行き、適当なところで引き上げてくるという生活を送っていました。
響き渡る重低音!泡パーティーで有名な「Amnesia」
Amnesia(アムネシア)。イビサタウンからバイクで30分ほどの場所にある巨大クラブです。Espumaと呼ばれる泡パーティーが開催されるクラブでもあります。僕は泡パーティーには特に興味がないので別の日に行きました。
駐車場に着くやいなや、外までとんでもない重低音が聞こえてきたのが忘れられません。迫力は圧巻。耳がもう天国。僕のお目当てはCream IbizaというTrance系のイベント。Paul Van DykやJohn O’Callaghan、Craig Connellyが出演する贅沢なラインナップ。至近距離で拝むことができて大満足でした。
イビサと言えばここ!雰囲気抜群の「USHUAIA」
イビサ島の中で、最も人気が高く、最も雰囲気が良いのがUSHUAIA(ウシュアイア)です。セレブ感漂う屋外のプールでイベントが開催されます。HardwellやArmin Van Buurenなど大御所アーティストのイベントに参加するために、今回の旅では2回訪れました。
UMF(Ultra Music Festival)などのビッグフェスではアーティストの姿がよく見えないということがあります。しかし、イビサでは人気のイベントでも人が溢れかえるほど激混みするということは少なく、お目当てのアーティストを間近で見ることができます。
伝説のクラブ「Space Ibiza」(閉店)
世界のクラブランキングで何度も一位に輝いたSpace Ibiza。27年の歴史があります。他のクラブよりもサイズ的には小さいものの、綺麗な音質と間近でDJを見ることのできる空間は最高でした。残念ながら2016年に閉鎖されたようです。
トランス界のレジェンドAly & FilaやFerry Corstenといった豪華なアーティストを目の前で拝むことができました。
まだまだ個性豊かなクラブが多数存在
イビサ島には他にも個性的なクラブが多くあります。世界的に有名なPacha、ギネスブックに記録されているPrivillegeなど。自分の好きなアーティストや雰囲気によって遊ぶクラブを選ぶこともイビサの楽しみ方の一つです。一箇所だけではなく色んなクラブを回ることをおすすめします。
基本的には朝の5時くらいまで大盛り上がりです。大御所のアーティストは後半に出演することが多いのでもはや体力勝負。次の日のスケジュールと合わせてプランを考える必要があります。もったいないですけど、昼くらいにのんびり起きるのもイビサでの過ごし方なのかもしれません。
昼間は地中海を見ながらビーチでのんびり過ごし、夜は全力投球。日本で生活しているとメリハリをつけるのはなかなか難しいので、僕はこういう過ごし方が大好きです。チャンスがあれば毎年行きたいくらいと思えるくらい最高の島でした。
We don’t stop playing because we grow old. We grow old because we stop playing.
(老いるから遊び続けるんだ、遊ぶのをやめるから老いるんだ) サンアントニにあった看板