天気が続きますね。
昨日の東京は、35度まで気温が上がりました。
焦げるような暑さです。
そんな中、某中学校のハンドボール部の子たちとネットで会話をしていまして、
そしたら「これから部活行ってきます!^^」なんて言われました。
なに。。。
この暑いのに部活だと。。。
しかも、その子たちが住んでいるのは、ニュースでもよく取り上げられるほど猛暑で有名なエリア。
そのエリアの気温は、37度でした。
私のエリアでさえ「運動は原則中止」警報が出ているのに、彼らが住んでるエリアは、さらに暑いエリアです。
この暑いのに部活って。。。
しかも、嫌々行くんじゃなくて、喜びながら言われるもんですから、
もうね、こっちまでテンション上がってきちゃいますよね。
私の周りじゃ「あちぃー」とか「外出たくねぇ」とか
そんなセリフばっかなんですもん。いや、聞いてるだけで暑くなるわって思います。
そんな中ですよ、喜びながら「部活行ってきます!^^」なんて言われたもんですから
「俺はこういうのを待ってたんだよ!!!」って思いますよね。
先日、高水三山を走ってきたばかりだから、もう少し脚を休めようかと思っていたんですが、
若い子が頑張ってるのに、オッさんが休んでる場合じゃないと。
ってことで、速攻で着替えて、ロードバイクで繰り出すことにしました。
ラッキーなことに、ちょうど14時くらい。気温が一番高い時間です。
キンキンに冷えた水をボトルに入れてきたんですが、数分後には、熱湯に変わってましたw カップラーメンつくれるんじゃないかとw
さて、向かったのは多摩湖。東京と埼玉の県境にある湖です。
1周12kmほどあって、サイクリング & ランニングコースが整っているのです。ツール・ド・フランスならぬ、ツール・ド・多摩湖です。
【豆知識】
「ツール・ド」は、フランス語で「一周」という意味。なので、ツール・ド・フランスは、フランスを一周するレースということです。
休日なのに、暑いから誰もいないw
景色が本当に綺麗なんですよ。奥多摩の大岳山や雲取山、そして富士山も見えます。
珍しい「かなとこ雲」が奥に見えますね。
せっかくなのでGoProでも撮影してきました。REC-MOUNTS製の専用のマウントを使えば、色んなところに装着できます。
私はいつも、上のパーツを使って、ハンドルバーかリアホイールのハブに装着することが多いです。
自宅から、多摩湖を1周して帰ってくると20kmほどですが、物足りないので少し足を伸ばして横田基地を周って帰ってきました。
だいたい32kmくらいになりました。
平均スピードが遅いのは、信号待ちやgoproの設定などで立ち止まっているためです。
多摩湖の周辺はアップダウンがあるので、汗を流すには良い運動になりました。
さて、恒例の腹筋チェック。
相変わらず筋量に乏しいですが、無駄な肉はだいぶ落ちたかなと思います。
よく女性から「チャリは脚だけしか痩せないんじゃないですか?」と言われますが、
んなわけあるかよ!って思います。
全身痩せますから。
お腹も腕も、アゴの肉も全部なくなります。
体を動かすエネルギーというのは、あくまで全身から供給されるので、脚だけ細くなるってことはありません。
あと「チャリなんか乗ったら脚太くなっちゃうー!」とも言われますが
いや、ほんといい加減にしろ?って思いますw
ならないですから。
毎日200km近い距離を走る、ツール・ド・フランスの選手を見ていても、みんなスリムです。もちろん選手の役割によって体型の差はありますが、基本的にはみんなスリムです。
ただし、競輪選手は瞬発力が求められるので、脚は太いです。体格もガッシリしてますよね。
これは、陸上競技と同じ。マラソンランナーは細い方が多いですが、ウサインボルトのような短距離走の選手はガッシリした体型の方が多いですよね。
どっちにしろ、一般の女性がちょっとチャリを漕いだくらいで脚が太くなるなんてことはありません。よほど、毎日重いギアで激坂を登っていない限りならないでしょう。もし太くなったと感じるなら、一時的に筋肉が張っているか、単に目の錯覚です。
そんなことより、脚をきちんと動かさない生活を送ることによって、体脂肪で太ももがブクブク太くなったり、みかんの皮のようなセルライトが作られていくほうが、よほどシリアスな問題です。
あと、最後に熱中症についてなんですが、私個人的には、熱中症になんかならないって思ってます。
「そういう奴が熱中症になるんだよ」って思うでしょう?
いや、ちょっと待って(笑)
ほんと熱中症とかならないから(笑)
って思うわけですよ。だってさ、それなりに真剣に自分の体に向き合って生きてるわけじゃないですか。これがですよ、運動もしない、エアコンの効いた部屋でテレビやスマホばっか見てるとかだったら別ですよ。
もしそれで「熱中症になんかならないよ」なんて言ってたら、それはただの過信か楽観主義者ですからね。
普段から、飲み歩いたり、風邪ばっか引いてる人間が「コロナなんかかからないよ!あんなの風邪だよ!」って言ってるのと同じ。そういう人ほど自分の能力を過大評価しているから痛い目に合う。
人間には「環境に適応する能力」があるんだから、日頃からシビアな基準で肉体に向き合ってれば、自分の体のことって一番よくわかるわけ。
「熱中症の恐れがなるので外出を控えてください」なんてニュースを見るたびに、いや、体弱すぎだろ。外行って遊んでこい!って思いますからね。
そうやって日頃から、自分の限界値を高めておくことって大切です。限界値を高めることで精神的な余裕が生まれ、冷静な判断もできるわけです。
ただ、限界値を高めることによって「油断する人」も生まれるので、それは注意です。
よくいるじゃないですか。
「俺は、厳しい環境で生きてきたんだ。だからこれくらい大丈夫だ!」って人。
そういう人ほど、痛い目に会いやすい。登山で言うなら、険しいアルプスを何年も経験してきた人が、その辺の低山で事故に遭うみたいな。
それってやっぱ楽観主義に他ならないんですよね。
生き残る人って、状況が悪い時はもちろん、状況が良い時も気を抜かない人なんですよ。むしろ、そういう時ほど一層気を引き締めるんです。
暑いからこそ、ちゃんと外で運動したいものです。
とまぁ、ダラダラ書いてきましたが
「最近の若者は体力が弱ってる」なんて言われていますが、
そんな中でも、冒頭のハンドボール少年のように頑張ってる子たちはいるわけです。久しぶりに良い刺激を受けました。ちなみに、僕も元ハンドボール部です。
あんなストイックすぎる少年と、いつか一緒にハンドしてみたいですね。
自分のことをオッさんだと思ったことってあまりないんですが、でも年齢的に中学生から見たら明らかにオッさんですよね。
なので、オッさんもオッさんなりに頑張ろうと思います。
それではまた。