各地で緊急事態宣言が解除され、自粛ムードも緩和されつつありますね。
約1ヶ月間、ランニングと登山は続けてきましたが、それ以外はほとんど外に出ていません。というのも、元々引きこもり体質なので(よく超アウトドア派に見られますが)、コロナの前も今も変わらない生活を送っています。
さて、そんな中、買ってしまいました。
「Nintendo Switch Lite」と「あつまれどうぶつの森(あつ森)」
これが自粛どころか、外に出れない生活に拍車をかけています。
3/20にあつまれどうぶつの森が発売されましたが、実はしばらく買わないでいたんですね。
というのも、Switchを持っていなかったし、4/10にFF7 REMAKEも発売されるから、たぶんそしたらプレイしなくなるんだろうなぁと思っていたからです。FF7 REMAKEは、何年発売を待ったか分かりませんから…
ただ、その間20日ほどありますし、好きな配信者さんたちもあつ森を楽しそうにプレイしているので「うわぁ…どうしよう…」って、毎日悩んでいたのも事実。
それで、4/1だったかな。正確な日にちは忘れましたが、都立学校の休校延長が昼間に発表されたんですよね。
その時、「待てよ… これSwitch買う若者が増えるんじゃないか?」と思ったんですよ。
ものすごく嫌な予感がしたので、速攻でAmazonでポチりました。
購入価格が30,000円くらい。定価が20,000円ほどなので10,000万円ほど高い買い物となりましたが、この決断が正しかったことが後に証明されます。
翌日、Amazonで値段を調べると、35,000円くらいまで跳ね上がってて、その3日後くらいには40,000円まで爆上がり。
コーラルピンクに関しては、50,000円まで値上がっていました。
私の友人も値上がる前になんとか購入しました。
あつ森が発売されて2ヶ月経った今、ようやく値段が下がりつつあるという感じです。
買おうか、辞めようか悩んでいる時間が無駄ですし、そんなことで神経をすり減らすくらいなら、少し高くても買ってしまったほうが気がラクです。
それに、ゲームって最高の節約になるんですよ。
だって基本的に家から出ないからお金を使わない。むしろ貯まる一方。
「運動不足でやべぇ」って感じた時に、ランニングしておけばOK。太陽の光を浴びることは精神衛生の観点からとても大切なので、私は室内での筋トレオンリーというのはオススメしていません。
節約の話に戻りますが、私の場合、いつも「費用対効果」を考えます。
それを買うことによって、どれくらいのメリットを享受できるのかってことです。
たしかに1万円も高くSwitchを買うのは馬鹿げていると思うかもしれませんが、それによって生活がどう変わるのかを考えます。
Switchを買うことによって、いつまでもクヨクヨ悩むことがなくなるので、まず精神的な負担から解放されます。
それに、ゲームをしないことによって他のことへの出費が増えそうなので、それくらいならSwitchを買ってしまったほうが、結果的に安く済むんじゃないかと思いました。
約2ヶ月経った今、他のことへの出費は見事に抑えることができ、最高の節約になったと感じています。
しかも、あつ森はオンライン機能があるので、離れた地域に住んでいる友達と同じ島で遊ぶことができる。人と触れ合うことができるので、精神衛生の観点からもかなりオススメできるんですね。
自粛期間中、ストレスが溜まるどころか、逆に減ったとさえ感じています。
「あつ森のなにが楽しいのか分からない」って人もいると思います。
もちろんゲームのジャンルに好みがあるのは当然。
ですが、それって本当に考え方の狭い話。
「自分の好きな島づくり」が主なコンセプトだと思いますが、それって「自分らしさを表現すること」に繋がると思っています。
自然豊かな島をつくったり、白で統一された島をつくったり、その人らしさを表現することができる。
家の配置やインテリアを考えたりと、美的感覚を養うキッカケにもなる。
それに、「マイデザイン」という機能があるので、自分で服やインテリアのデザインをつくったり、世界中の人とそれらを共有できたりするんですね。
あと、季節によって島に現れる虫だったりお花がちゃんと変わるんですよね。
5月はツツジ、6月はアジサイなど。
僕は自然の動植物に疎いので、こういうのが本当に勉強になる。
登山やランニングをしている時「あ、これはツツジだ!あつ森で見た!」ってのが分かるんですよね。それをキッカケにどんどん他の趣味に派生させていくのも面白い。
点と点が線で繋がり、線と線が面になっていくんですね。
そういう目線でゲームを楽しめると、もっともっと人生が豊かになる。
遊び方は本当に無限大です。
僕がハマったのは「カブ」。
最初のうちはお金が必要になるんですが、どうやったらお金を効率よく増やせるんだろうということを考えました。
「金の成る木」ってのがあるんですよ。
すぐに手元に1000ベル入るけど、もし、その1000ベルを植えて数日我慢すれば3倍(3000ベル)になる的な。
稼いだ給料をすぐに使ってしまうのか、それとも、その給料を元手に投資に回すのかって考え方が身に付くんですよね。
あと、毎週日曜日の午前中に購入できるカブを安値で買い、高騰したタイミングで売り、差額を儲けるというキャピタルゲインの考え方まで身に付く。
学校では教えてくれないので、子供のうちからお金の勉強をしておくことって大切だと思っています。
あまりにカブを極めすぎて、総資産がとんでもないことになりましたが(笑)
任天堂さん、現金に換金できなんですかこれ。
ゲームを「どう遊ぶのか」ってのはその人次第。
ただの暇つぶしではなくて、そこから自分なりの遊び方を発見し、なにかを学ぶ姿勢ってすごく大切だと思うんですよね。
不審者コーデしたり
博物館デートしたり
色んな楽しみ方がある。
ゲームって、初期投資はやや高いですが、その後、何日も何ヶ月も何年も無料で遊べることを考えると、かなり費用対効果の高い趣味だと考えています。
「ゲームばっかりやって(怒)」って、困っている親御さんも多いと思います。
たしかに子供にとっては暇つぶしのためのツールであり、それが原因で勉強が疎かになってしまうのも確かです。僕もそうでしたから。(幸い、学校の成績だけは良かったので、親に没収されてもすぐに取り返してましたが)
ただ、一つのことに没頭できることは良いことですし、子供の頃の経験が大人になってから生かされることもあるのも事実。
僕が登山が好きになったのも、ドラクエやファイナルファンタジーの世界観とリンクしていたことが理由だったりもしますし。
ゲームは、大人になってからでも大人の楽しみ方がある、ということが伝わると嬉しいです。
コロナの影響で「オンライン○○」というのが流行っていますが、ゲーム界ではそれがとっくに常識になっていたわけですから。
おっさん同士で集まるのもいいんじゃないですか。僕自信、身体能力には自信がありますが、だからこそ「ゲーム=オタク」だったり「ゲーム=インドア派のやること」という固定観念が払拭される世の中であって欲しいです。
このタイミングで、あつ森を発売してくれた任天堂さんには本当に感謝です。
みなさんも楽しい島ライフを過ごしましょう。
「孤独」という言葉があるが、大人になってから自分一人で楽しめる趣味を持っている人は強い。