ギネス記録の巨大クラブが集まるイビサ島
前回の続きです。
いよいよ、イビサ島のメインディッシュとも言える「クラブ遊び」です。
前回もお伝えしましたが、イビサ島のパーティーシーズンは7 〜 9月くらい。この時期でないとクラブはオープンしていません。クラブには興味がないという方は対象にはなりませんが、もしクラブを満喫したいという方は必ずこのシーズンを狙いましょう。
昼間ののんびりした雰囲気とは異なり、夜は一気にスケベな雰囲気に。街中のあちこちでズンチャカズンチャカ聞こえてきます。気持ちもハイになってきます。
こちらはイビサ港にある「Calma」というレストランから撮った一枚。ライトアップされた旧市街Dalt Vilaを眺めることができます。こんな感じで綺麗な夜景を楽しめるのもイビサの醍醐味の一つです。
クラブの遊び方について
日本でクラブ遊びというと「遊び人」「ナンパスポット」「チャラい」「若者が行く場所」といったイメージが先行しますが、イビサのそれはまったく異なります。
そういう一面もあるでしょうが、どちらかというと音楽や雰囲気そのものを楽しみに来ている方がほとんどというのが僕の印象です。特に有名なDJが集まるので、それを目当てに訪れる方も多く、純粋に音楽を楽しみに来ている人が多いので、治安が良いことにも驚きました。
かくいう僕も、いわゆる「パリピ」ではありません。昔から純粋にクラブミュージックが好きで、今回のイビサも好きなアーティストを目当てに訪れました。タイムテーブルをチェックし、好きな時間にクラブに行き、好きなタイミングで引き上げるというスタイルです。ちなみに中心地から離れたクラブまではバイクでの移動になりますので、おお酒は飲めないので注意してください。
響き渡る重低音!泡パーティーで有名な「Amnesia」
こちらはイビサを代表する巨大クラブ「Amnesia(アムネシア)」。イビサタウンからバイクで30分ほどの場所にあります。「Espuma」と呼ばれる泡パーティーが開催されることで有名なクラブです。泡パーティーは決まった日にしか開催されないので、楽しみたい方は事前にスケジュールをチェックしておきましょう。
イビサタウンから主要道路C-731を北上していくと、左手に「Amnesia」と書かれた看板が現れます。駐車場に着くやいなや、外までとんでもない爆音が聞こえてきたのはいい思い出です。低音好きには天国のような場所です。
僕が参加したのはCream Ibizaというトランス系のイベント。Paul Van DykやJohn O’Callaghan、Craig Connelly、Bryan Kearneyといった錚々たる面々を目の前で拝むことができました。フェスのように前列を確保するのが難しい環境と違い、イビサでは有名DJを目の前で拝むことができるのも嬉しいところです。
イビサといえばここ!高級ホテル「USHUAIA」の屋外クラブ!
イビサのクラブの中で最も人気高いのが「USHUAIA(ウシュアイア)」です。高級ホテルの中庭にあるプールでイベントが開催されます。屋外なので開放感があり、雰囲気も抜群。イビサの中心地からバイクで数十分のところにあるのでアクセスも抜群。僕は1番の目当てであったArmin Van BuurenとHardwellのイベントに参加しました。
伝説のクラブ「Space Ibiza」(閉店)
世界のクラブランキングで何度も一位に輝いたSpace Ibiza。27年の歴史があります。規模としては小さいものの、綺麗な音質と、DJを至近距離で見れる空間は最高でした。残念ながら2016年に閉鎖されたようです。トランス界のレジェンド、Ferry CorstenとAly & Filaのイベントに参加しました。
イビサには他にもまだまだたくさんのクラブが存在します。自分の好きなアーティストや興味のあるところに行ってみてください。一日だけとは言わず、何度でも。ハシゴするのも楽しいでしょうね。
朝の5時までフルスロットルで盛り上がってるので、次の日のプランと合わせて考える必要があります。まぁでも、ラストまで遊んで、昼くらいにダラダラ起きるのもイビサっぽくていいですよね。本当の意味で「時間」を忘れられる島です。
僕の拙い文章でイビサの魅力をフルにお伝えできないのが悔やまれますが、もし興味が湧いて、チャンスがありましたら、ぜひ行ってみてください。
We don’t stop playing because we grow old. We grow old because we stop playing.
(年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ。)
サンアントニで見かけた看板