気付けばもう5月が終わろうとしています。一年の半分が終わるのですね。
先日、米軍横田基地の友好祭が3年ぶりに開催されるということで繰り出してきました。
友好祭は土日開催。「大混雑」「入場するのに3時間かかった」「4kmくらいの列が続いてる」という投稿を見て、土曜日は断念。
作戦を練り、翌日の日曜日は朝4時に起床(登山より早い)。電車で横田基地へ向かいました。
朝7時の時点でこの行列。入場ゲートまで500mほどでしょうか。どっちにしろゲートは9時オープンなので並んで待つことに。
こんなこともあろうかと松下幸之助氏の「商売心得帖」を持ってきたのです。熟読していたらあっという間に2時間が経過。
ゲートオープンです。ここからはアメリカ領。
前日の大雨が嘘のような快晴。暑いくらい。
まずは、F-16ファイティングファルコンの飛行展示を見ることに。一番の目当てが一番初めに行われるという。ちなみに横田基地と自宅の距離がそんなに離れていないので、前日にF-16の飛行音で朝起こされています。
待つこと1時間くらい。無事に離陸の瞬間を見ることができました…..が、そのままどこか飛んでいったまま帰ってこない。
さらに待つこと一時間、帰ってきたと思ったら「トラブルにより中止」のアナウンスが。
ガッカリ。これ目当てだったのにハンパない虚無感です。帰ろうかな、どうしようかなと悩む。
ただ、この日はバイデン大統領が初来日する日。エアフォースワンは羽田と横田のどっちに到着するのか。最後まで気になっていましたが、なんと横田基地に到着するということでした。
しかし、到着予定時刻が午後5時くらい。今10時だから、あと7時間くらい何すればいいんだ… という話です。外に出てどこかで暇潰そうかな、とも考えたけれど外は大行列。一度出たら再入場できる保証がない。
しょうがない、メシでも食べよう。と、屋台に向かうも、どこも列、列、列。ホットドッグ一個買うのに1時間くらい並ぶんじゃないかという列。
14時くらいになれば少しは空くだろうと考え、一度撤退。代わりに、お目当ての「モンスター」探しの旅に。そう、横田基地では海外限定のモンスターが手に入るのです。
数ヶ所回ってゲットしたのがこちら。赤色の「ULTRA WATER MELON(スイカ)」は初めて飲みました。ゼロシュガーで後味スッキリ。日本で販売されているULTRA PARADICE(緑色)の次に好きかもしれないです。
紫色のは「ULTRA VIOLET」というグレープ味。こちらもゼロシュガーなのでスッキリとしたお味。ただ、アメリカサイズなので、1缶473mlあります。2本飲んだら約1リットル。空きっ腹に飲んだもんですから、目がギンギンに冴えてくるわけです。朝4時起きで眠いはずなのに、もう完全にキマっちゃってるやつです。シンプソンズのお父さんみたいな目になってましたね。
せっかく芝生で寝ようと思ったのにもう目がギンギン。14時くらいまで読書して、そろそろメシの列も空いただろう、と屋台に向かうも、さっきより混んでて笑いましたね。
1時間ほど並んで、ようやくご飯にありつけました。THE アメリカン!という感じで好きです。青空の下でチーズたっぷりのポテトを頬張っていると「F-16のデモチームによる飛行がはじまります!」とのアナウンスが!
な、なんと。奇跡が起きました。これぞアメリカ。サービス精神。帰らないで良かったです。
この時、15時くらい。バイデン大統領の到着まであと2時間。長いですね。非常に長い。ただ、モンスターで完全にキマっちゃっているため、眠気も疲労感もまったくない。
隣では、カップルらしき男女がどうやら揉めています。彼女さんの機嫌がすごく悪いのです。それに対して男性がなんとか機嫌を取ろうと頑張っている。疲れているから機嫌が悪いのか、それとも彼氏がカメラに夢中になっていて彼女へのケアが疎かになっているから機嫌が悪いのか。真相はわかりません。
こういう時はたぶん何を言っても無理、一人で来るのが一番!(笑)という僕なりの結論に至りました(経験則)
よく大型ショッピングセンターやアウトレットに行くと、父親と子供がベンチに座り込み、一向に帰ってこない母親の帰りをまだかまだかと待っている光景をよく目にしますが、まさに逆の現象だなと感じました。
そんなことを考えているうちに、エアフォースワンが近づいてきました。到着時間が10分くらい遅れたのかな?
隣にいた小学生くらいの子が「まだ来ないの?時間守らないとか社会人としてどうなの?」とキレていたのが最高に笑えました。社会人(笑)
かなり遠くのほうに停まりましたので、ズームしてもこれが精一杯。隣にいた小学生が「全然、バイデン見えないじゃん」ってキレてましたね。子供は素直です。
という感じの一日でした。長引くコロナ禍の影響でこういうイベントが開催されるのは本当に久々なので楽しかったです。次の日、お客様の第一声が「めっちゃ焼けましたね!?」でした。