日本一低い百名山「筑波山」に登ったら、想像以上に絶景だった話。

何故だか分からないけれど、夜中に「そうだ、明日山に行こう」と急に思い立つことがあります。

まさに昨日がそんな日でした。ちょうど先日、僕のお客様が茨城の筑波山に登ってきたという話を聞いていたので、筑波山に行くことに決めました。

ちなみに、筑波山は日本一低い百名山として知られています。ただ、山の美しさは標高とは関係がありませんし、まだ登った経験もなかったので、ちょうどいい機会となりました。

深夜3時に自宅を出発。常磐道を走ること約2時間、つくば市に到着。

筑波山に向かうも、日の出まで時間があるのであたりは真っ暗。「待てよ、明るくなってから移動したほう山が綺麗に見えるのでは」と閃く。インターを降りてから筑波山までまだ20kmほどあるので、道が混まないうちに到着したかったが、少し待機することに。

ちょうど近くにあったセブンイレブンの駐車場で仮眠を取らせていただくことに。こういう時にも車を車中泊仕様にしてあると便利だと感じました。荷台にはキャンプ用品が常に積んであるので、最低限の生活が営めるようになっています。登山でいうところのベースキャンプ(拠点基地)みたいなものです。

普通、この季節の車中泊は寒さに凍えることになりますが、登山用の3シーズン用シュラフがあればなんのその。しかも、ふかふかマットと毛布付き。店内にはお手洗いもあるし、お腹が空けば食料も調達できる。僕からすると、ホテルで言うところの5-Starのロイヤルスイートルームみたいなものです。寒い中、始発電車に乗り登山していた頃と比べると遥かに快適なので、こんな生活をしていたら本当ダメ人間になるんだろうなと思いつつも、もう辞められなくなってしまいました。

そして起床。予想通り目の前には筑波山が見えました。朝食を済ませていざ出発。

車を走らせること30分、筑波山の麓に到着。無料駐車場が少し遠いので、登山口に近い1日500円の駐車場を借りました。良心的です。

この日は、雲一つない快晴。というのも、恐ろしいほどに北風が強いからでしょう。寒すぎる。ただ、遠くにはスカイツリーと富士山が綺麗に見えるので、山頂からの景色が楽しみです。

筑波山神社にお参りをしてから登山開始。

ちなみに今回は、僕の中ではあくまで「リハビリ登山」。というのも京都グラントドラバース以来、2ヶ月ぶりとなる登山だからです(こちらの記事を参照)。高尾か奥多摩でも良かったのですが、もう少し自分の中のフィールドを広げるために、筑波山という選択に至りました。同じ山を繰り返し登ることも勉強にはなりますが、脳に新しい刺激を入れるためにも、異なるフィールドに足を伸ばすことは大切だと感じています。

さて、最低限のルートは把握しつつも「お楽しみ感」を残しておくために、ほとんど下調べをせずにきました。山頂までの所要時間は約90分ほどなので、レベル的には高尾山くらいかな、なんて予想していましたが、なかなかの勾配。木の枝や岩も多い印象でした。

ケーブルカーが運休していた影響なのか、山頂までは、数名ほどの登山者としか出会わず。

寒いし、あくまでリハビリ登山だし、今日はシューズでいいかなとも思ったけれど、やはり履いてきてしまったワラーチ。長袖、ロングタイツにワラーチという、もの凄いアンバランスなコーディネートになってしまったけれど、それを差し置いても、この快適性に勝るシューズ(?)はありません。2ヶ月ぶりの登山にも関わらず、足の運びが驚くほどに軽い。シューズだとなかなかこうはいきません。

すれ違った方と「すごいですね!自家製の足袋ですか!?」「そんな感じのものです!」という会話になりつつも、心の中では「ワラーチだよ。ワ・ラー・チ ♪ 最強のサンダルだよ」と完全に自己満の世界に浸っています。

登り始めて1時間ほどで山頂(男体山)に到着。ちなみに男体山(871m)と女体山(877m)の二つを合わせて「筑波山」と呼ばれています。

女体山に向かう前に御幸ヶ原で昼食を取ることに。ただ、どこのお店も営業していないという事態。ケーブルカーが運休してるからなのか、時間が早過ぎたのかわかりませんが、まぁ予想通りです。

こんなこともあろうかと用意してきたカップスター。トレイルランナーからすれば超が付くほどの贅沢品です。というのも、THERMOSの山専ボトルとカップラを持ち運ぶにはそれなりの容量のトレランザックが必要なので、山でカップラを食べる機会というのはほぼ無いからです。ここまで来ると僕の中では、ほぼ遠足同然。たまにはこういうのもいいんです。

小走りで10分ほどで、女体山に到着。

山頂標識の向こう側には360度の大パノラマ。独立峰ならではの絶景ですね。太平洋から霞ヶ浦、関東平野が一望できます。周囲を山に囲まれた山も好きなんですが、遠くに海が見えたり、街並みを見下ろせる山も個人的に好きなんです。なので、決して「標高が高い = 魅力的な山」だとは限らないんですね。下調べをしていなかっただけにこれは感動でした。

下山ルートに、金運や恋愛運が上昇する魅力的なパワースポットを多数発見。

筑波名物のガマガエルに見立てた岩で、口の中に石を投げ入れると金運、出世運がアップするというもの。なんか、僕が投げ入れた瞬間、前の人たちが投げ入れた石がボロボロと落ちてきたんですが、ものすごく罰が当たりそうですね。

再び麓の筑波山神社に寄りました。御朱印をいただき、お守りを買って帰宅。恐らく、年内最後の登山でしょうか。2ヶ月登っていなかった割には体の調子もいいし、フットワークも軽かったので、体調チェックの意味でもいい登山になりました。弾丸のため登山より運転している時間のほうが長い一日でしたが、とても充実した一日でした。

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