2ヶ月くらい前のことでした。
ランニングを終えて、今夜は飲むか。
と帰宅したら、玄関先に黒い物体が。
へ!?
カブトムシじゃん!
ひっくり返って、ドタバタしてる。みんな寝静まり返ったこんな深夜に、誰も助けてくれる人なんかいないので、何時間そうやってたのか。
可哀想に、、、と思い、急いで近所の草むらに逃してやったんですが
いや、戻ってくる。
1回や2回どころじゃなくて、何度逃しても戻ってくるんですよ。
こういうのに弱いんで、急に愛着が湧いてしまい、とりあえず部屋に連れて帰ったんですが
僕は樹ですかと、、、
ずっとこんな感じなんですよ。
どうすんだよ、、、と。
あまり無責任なこともできないので、ちょっと悩みましたが
結局、飼うことにしました。
名前は、カブ子。
飼うと決めたはいいものの、深夜だからお店も空いてないので、虫かごなんかありません。
とりあえず、Amazonの箱で一晩過ごしてもらいました。
餌もないので、ティッシュに砂糖水を染み込ませておきました。
夜中もカサコソ暴れていたので、ちょっと可哀想でしたが、明日ちゃんとした小屋を用意してあげるので、一晩だけ辛抱していただきます。
カブトムシグッズを買いにホームセンターへ
翌日、早起きして近所のホームセンターへ。
シーズン真っ只中ということもあり、カブトムシコーナーが設けられていました。
なんか少年の頃に戻ったみたいで、俄然ワクワクしてきました。
飼うとなったら責任が伴うので、できるだけ快適な環境にしてあげたいなと。
買い過ぎ(笑)
5,000円くらいw 僕の1週間分の食費ですよw
カブ子をダンボールハウスに閉じ込めたままなので、これで帰って死んでたなんていったらシャレにならないので、とりあえず急いで帰りました。
一夜にしてボロ小屋から豪邸に。
ちゃんと生きてました。
早速、小屋作り開始です。
揃えたものはだいたいこんな感じ
- 飼育ケース
- カブトムシ育成マット
- エサ皿
- 昆虫ゼリー
- のぼり木
- あし場
- 小バエ除けシート
- 霧吹き
いざ、スタート。
飼育ケースに、昆虫マット(土)を入れていきます。
霧吹きを使って、マットに水分を含ませていきます。
目安は、マットを手で握ってみて、かたまりができるくらいでOK。
べちゃべちゃになるのはNGです。
マットは、底のほうは少し硬めに、上の方はフカフカにしてあげると、カブトムシは快適に過ごせます。
バイオウォーターを差し込みます。
マットの乾燥予防と、隅々まで栄養を行き渡らせるのが目的です。
エサ台とのぼり木を設置。
マットの上に直接ゼリーを置いてしまうと、マットがベタベタになってしまうので、必ずエサ台は使います。
また、カブトムシはすぐ転倒するので、つかまるものが何もないと自力で起き上がれないので、のぼり木も必ず用意します。
足場も設置。転倒防止や隠れ場所になります。
これでほぼ完成です。
待たせたな。
ダンボールハウスから、一気に豪邸に変化w
カブ子、嬉しそうにエサ食べてましたね。
仲間を探しに旅に出る。
さて、カブ子一匹だけだと寂しいので、仲間を探す旅に出かけます。
登山にでも行くのかと。
カブトムシは夜行性なので、夕方以降に繰り出しました。
クヌギとコナラの樹液が大好物なのですが、どこにそんな樹があるのかと。
ネットで調べると、なんと、近所に良い場所があるのを発見。
というか、いつもコンビニに行く時に通る道なのに、意識したことがなかったので驚きました。
カブトムシ捕まえる前に、自分が捕まるんじゃないかと思いました。
ニャンニャン登場w
モンハンかなw
なかなかいないなぁ、と諦めかけたその時
発見!!!
樹の股の部分に、めっちゃいるじゃありませんか!
コガネムシも混ざっていますが、カブトムシもわんさかいます。
虫かごを用意していなかったので、パーツケースに入れて持ち帰ることに(申し訳ない)
家まで3分弱ですが、窒息しないようにすぐに持ち帰りました。
良い子に食べてますね。
エサ台が少ないと喧嘩になるので、複数用意しておきました。
とりあえずこの日は終了。
イケメン探しの旅に出る
さて、まだ終わりません。
観賞用ではなく、できればきちんと繁殖もさせたいので、オスが必要です。
メスはたくさんいるのですが、オスはなかなか見つからないんです。
フル装備w
近所のダイソーで網と虫かごを揃えてきました。
夕飯を終えて、繰り出します。
30分くらい探しましたが、なかなか見つからず。
ダメかなぁ、、、と思ったその瞬間
めっちゃいるwww
一瞬目を疑いました。
樹液にめっちゃ集まっていました。
オスもいたので捕獲。
運良くクワガタのオスも捕まえることができました。
カブトムシを捕まえるコツは「カブトムシの気持ちになる」ということなのかなと思いました。
カブトムシも動物ですから人間を警戒するんだと思います。
だから、カブトムシ目線では「ここなら捕まえられないから安心だぞ」という所を、攻めるのです。
これは、もう心理戦です。
1つの飼育ケースにオスが複数匹いると喧嘩になって寿命が縮まってしまうので、オスは1匹だけにしました。
メスがエサを食べていようがお構いなしw
絶倫すぎるw
3回どころか、一晩中繁殖行動してましたよw
元気がないより元気があったほうがいいですからね。
新しい生命の誕生!?
いすぎw
甥っ子から欲しいというリクエストが入り、その後も、何度か捕まえにいきました。
合計20匹くらいは捕まえたかな。
私は、最終的には7匹飼うことにしました。
ケースが汚れてきたので、手入れをしていると
こ、これは!?
卵じゃないですか!!
ピー助?
ちなみに直接触るのは厳禁とのことで、直接は触っていないのですが、ほぼ触っちゃってるのと変わらないのかな、と思い申し訳なくなりました。
全部で4つの卵を見つけました。
無事に孵化してくれることを願います。
それと、エサがなくなったので近所のホームセンターに行ったら、もうカブトムシコーナーが無くなってるんですよねww
もうシーズンも終わりなんですね。
さて、9月現在、7匹中5匹が亡くなってしまい、残り2匹となりました。
もう充分頑張ってくれましたが、どこまで生きることができるのか!!