ロードバイク自家塗装プロジェクトの続き、今回は「本塗装編」です。
いよいよ本塗装
いよいよ本塗装をしていきます。
前回は、マスキングシートで作ったステッカーを貼るところで終わりました。今回は、その上にさらに塗料を吹きかけていきます。
塗料はT-119 トヨタ車用 ダークブルーマイカ(8S6)を使用しました。
はじめにフレームが交差する部分を塗り、次に広い面を塗るようにするとうまく塗れます。
一箇所を集中して塗ると液ダレしてしまうので、ロードバイクのまわりをくるくる移動しながら、うすーく、うすーく塗り重ねていきます。
スプレー1本丸々使いましたが、まだムラがあります。太陽や照明の位置によって見え方が変わるので、均一に塗るのが結構難しいと感じました。
1本では足りなかったので、後日、2本目で塗り重ねていきました。
今度はムラなく綺麗に塗れました。ど素人なので、このくらいで合格とします。
これでカラーリングは終わり。1日ほど寝かせてあげます。
マスキングを剥がす
塗料が完全に乾いたら、マスキングシートで作ったロゴ部分を剥がしていきます。
デザインナイフで慎重に剥がしていきます。
マスキングシートをすべて剥がし終わり、ロゴ部分が完成しました。
ウレタンクリアコートで光沢感を出す
最後に、光沢感を出すためにウレタンクリアコートで仕上げていきます。

塗料と同じように、全体に薄く塗り重ねていきます。
「液ダレする寸前まで吹きかけていくのがポイント」らしいですが、素人の僕にそんな勇気はありませんでした。ほどほどのところでやめておきました。
仕上がったのがこちら。
光沢感がでました。いい感じに仕上がって満足です。
コンパウンドで最終仕上げ
*この作業はなくてもOKです!
ウレタンクリアコートを塗ったところで終わりでもよいのですが、さらに光沢感を出すために、コンパウンドで仕上げていきます。
なお、ウレタンクリアコートを塗ってから、最低でも3 ~ 4日は空けたほうが良いそうです。
使用したのはソフト99の液体コンパウンドトライアルセット。3000番と7500番、9800番がセットになったものです。

スポンジが付属しているので手で磨いても良いですし、バフを使っても構いません。
電動ドリルに取り付けられるタイプのバフを使用しました。
まだ若干ブツブツが残るものの、手で擦るとキュッキュッと音が鳴るくらいツヤが出ました。
長かった塗装作業もこれで終わり。完全独学なので、反省点はもちろんあります。
しかし、はじめから完璧に仕上げるのは難しいですし、そこを目標にはしていなかったので、自分の中では大変満足しています。
とりあえず街中で乗っても恥ずかしくないレベルには仕上がったと思います。再び塗装する機会があるかどうかは別として、かなり貴重な経験になりました。
さて、塗装が終わったので、次回はいよいよ組み立て作業に入っていきたいと思います。