ロードバイク自家塗装プロジェクトの続き、今回は「ロゴ作成・印刷編」です。
ロゴ作成の手順
ロードバイクの顔である「ロゴ部分」の作成をしていきます。手順は次の通り。
- メーカーの公式HPなどでロゴを見つけ、PCに保存する。
- Photoshopなどの画像編集ソフトでサイズ調整して、印刷する。
- 印刷した用紙をマスキングシートに合わせて、デザインナイフで切り抜く。
- ロードバイクに貼り付けてその上から塗装し、最後に剥がして完成。
なお、メーカーによってはデカール(ステッカー)が売られているので、購入したほうがはるかにラクです。僕が乗っているBASSOはあまりメジャーなメーカーではないので、探しても見つかりませんでした。ということで、自作するすることしました。
ネットでロゴを見つける

まず、ロゴをネットで見つけます。
僕のバイクはBASSOというイタリアのメーカーのものです。
ITALIAN RACING PASSION。カッコイイですね。僕にレーシングパッションがあるかは別として、とりあえずロゴを発見できてよかったです。
ロゴは全部で4箇所。トップチューブ、ダウンチューブ、フロントフォーク、シートステーです。
ここで問題が発生。僕のバイクはCORAL(2009年)というモデルですが、「CORAL」のロゴがどんなに探しても見つからなかったんですね。メーカーオリジナルのフォントだと思いますので、完全再現は諦めて、CORALの部分だけ自作することにしました。
Photoshopでサイズ調整
次に、保存したロゴをPhotoshopでサイズ調整します。
ここで気になるのが「どのくらいのサイズにすれば良いのか?」ということ。
こんなこともあろうかと、塗装を剥離する前にトレーシングペーパーに写しておきました。
トレーシングペーパーに写す目的は「ロゴのだいたいのサイズを把握すること」なので、丁寧におこなう必要はありません。
何度か印刷してみて、トレーシングペーパーに写しておいたロゴと、だいたい同じサイズになればOKです。
さて、ロゴが見つからなかった「CORAL」の部分は、完全に自作となります。
好きなフリーフォントを探してきます。
私はこちらのサイトを利用しました。ロードバイクには太めのフォントが似合うと思ったので「fat font free」という感じでググって見つけてきました。ソフトだけどポップ過ぎない、またシンプルで視認性が高い「Sofachrome」というフォントが一番しっくりきました。
一文字ずつサイズや字間を調整して、印刷します。
印刷は完了。次にカッティング作業に移ります。
カッティング作業
次に、カッティング作業に入ります。用意するのはマスキングシート、デザインナイフ、カッターマットです。
それぞれのロゴを、マスキングシートにテープで固定します。
次に、デザインナイフで一文字ずつていねいに切り抜きます。
すべて切り抜いたのがこちら。
紛失しないように、ジップロックに分けておきます。
マスキングシートを貼っていく
マスキングシートをフレームに貼っていきます。
ポイントは「できるだけ一発で決めること」です。というのも、何度も貼り直すと粘着力が弱まり、塗装中に剥がれたり、塗料が隙間から侵入してしまうからです。
マスキングテープは粘着力があまり強くないので、できるだけ一発で決めましょう。
すべて貼り終わりました。今回はここまでです。
次回はいよいよ本塗装。
メインとなるダークブルーを吹きかけ、マスキングシートを剥がせばホワイトのロゴが現れる、という感じです。