Life Style

【自由に生きる】フリーランスを目指す人に伝えたいこと【働き方改革】

「自由でいいなぁ」

「好きに休みがとれて羨ましいなぁ」

フリーランスとして働いていると、そう言われることがあります。

そして、そのたびに強い違和感を覚えます。「自由? 羨ましい?」いや、ちょっと待てよと。それって「フリーランスは楽」って言いたいの?って思うんです。フリーランスとして働いている方であれば、同じようなセリフを一度は言われたことがあるんじゃないでしょうか。

私は、フリーランスとして働きはじめて8年目になります。社会人経験はありません。卒業後、東京の表参道に女性専門のパーソナルトレーニングジム「BEAUTY & STRENGTH」を立ち上げました。

今回は、僕がフリーランスとしてこれまでに経験してきたことを「これからフリーランスとして働くことを考えている人」に向けて書いていきます。

フリーランスとして生きることは本当に楽なのか?

まず、はじめに言いたいことは「ラクな仕事なんかない」ということ。

どんな仕事にもリスクは付き物ですし、常に不安と隣り合わせです。確かにフリーランスは、自由に時間を使えるし、好きな時に休めるし、誰からも強制されないので、羨ましく見えるかもしれません。

しかし、それは「自分で全ての責任を負う覚悟」があってこそ成り立つわけです。

何かあっても自分一人でなんとかしなければなりません。会社に所属していれば、赤字になっても社員がその責任を背負うことはありませんが、フリーランスであれば、すべて自分で責任を負わなければなりません。

事業計画の立案からWebサイトの管理、集客、接客、経営分析など、自分ですべて行う必要があります。怪我をしたり、コロナに罹ったり、体調を崩したりすれば、他に働いてくれる人がいないため、その瞬間から収入はストップします。

常にリスクと隣り合わせであり、徹底した自己管理が求められるのです。

ちなみに私はこの仕事を始めてから、一度も風邪をひいたことはありませんし、体調不良で仕事を休んだことも一度もありません。こんなことは当たり前なのですが、いつも体調を崩しているような人に限って「自由で良いよね」などと言ってくるので、ものすごくモヤモヤした気持ちになります。

自分で考えて、自分で行動をして、自分で自分の身を守って、自分ですべての責任を負わなければならないのです。

僕がフリーランスとして働く本当の理由

私が、特に違和感を感じるのは「明日仕事行きたくないなぁ」「仕事だるいなぁ」などと嘆いている人たちです。恐らく、このコロナ渦で気付いた方も多いと思いますが「仕事があるだけ幸せ」ということです。

フリーランスの場合は、基本給がないので、自分から動かなければ1円たりとも収入は入ってきません。お客様が1人でも来てくれれば「ありがとうございます!」という感謝の気持ちが心から湧くので、仕事があるということは本当に幸せなことなのです。

僕がフリーランスの道を選んだ理由をお伝えします。

まず、フリーランスとして働きたい人は、次のいずれかの考えをお持ちだと思います。

  • 自由に時間を使えるから
  • 好きな時に休みを取れるから
  • 今の職場に不満があるから

ハッキリお伝えすると、この程度の考えでは難しいです。というのも、考え方が本質からズレているから。

結局、自分のことしか考えていないんですよね。もっと言うなら「自分の利益しか考えていないから」です。自由に時間を使えるのも、好きな時に休めるのも、今の職場から逃げたいのも、すべて「自分の利益」なわけです。

まず、今の仕事も充分にこなせない人が、独立したところでうまく行くわけがないということ。それはただの現実逃避でしかありません。

僕がフリーランスとして働く最大の理由はこうです。

自分が最大限の力を発揮できるから。そして、お客様に最高のサービスを提供できるという自信があるから。

ごく当たりのことを言うようですが、商売はお客様ありきです。「お客様は神様」という考えは持っていませんが、それでも、お客様に自分を選んでいただかなければ、商売は成り立ちません。それを…

「自由でいいよねー」

「今の仕事イヤなんだよねー」

「満員電車乗りたくないんだよねー」

そんな安易な動機の人が、フリーランスとしてやっていける訳がない。

根本から間違ってるんですよね。僕はそういう人たちと「同じ空気を吸いたくない」ので、関係を直ちに切るか、そもそも関係を持たないようにしています。大切なエネルギーを吸い取られるからです。

確かに、私も人と一緒に働くことは苦手です。色々気を遣わなければならないし、人間同士のトラブルも面倒。大変なことばかりです。

しかし、単にそうした現実から逃げたい訳ではありません。一人で働いたほうが、余計なノイズを排除できるし、自分の仕事に集中できるので、結果的にパフォーマンスを最大化できるからです。

そして「自分が本当に好きな商品」を提供できるので、お客様とWin- Winの関係が築けると思ったからです。これが私がフリーランスの道を選んだ理由です。

「いつかやる」は老後までセックスの楽しみをとっておくようなもの

冒頭でも述べましたが、私は学校を卒業してからすぐに事業を立ち上げました。

なので、社会人経験はありません。24歳の時に、東京の表参道に、女性専門のパーソナルトレーニングジムを開きました。今から8年前なので、まだパーソナルトレーニング専門のジムという存在が珍しかったですし、女性専門のジムはほとんどありませんでした。

ドラクエで言えば「ガンガンいこうぜ!」タイプだったので、自信たっぷりでしたし、怖いものなんかなかったですね。

経営学とマーケティングはすべて独学。明確なコンセプトがありましたし、まだパーソナルジムという存在が珍しく、周りに競合もいなかったので、開業当初からたくさんのお客様にお越しいただきました。これが、あと数年でも遅かったらそうはいかなかったでしょう。

それでも学生時代は、先生からは「社会人経験をしてから独立したほうがいい」などと散々言われました。私はこの考えには真っ向から反対しました。

「即断即決、即実行」が私のモットーだからです。ハッキリ言って「いつか独立したい」なんて遅すぎるんです。

今やりたいことがあるのに、どうして今やらないの?って思います。ある程度、社会人経験を積んでからとか、収入が安定してからとか、そんなの遅すぎるだろ、って思うんですよ。

ウォーレン・バフェットという方をご存知の方も多いと思います。世界一の株式投資家です。そんなバフェット氏の言葉がとても印象的でした。

 

「あと10年この仕事を続け、その後で本当にやりたかった事を。これは、歳をとった日のためにと、セックスを控えるようなもの」

本当にそうだなって思いました。

ここまでの話を聞いて「やっぱフリーランスは苦労が多そう」「収入が不安定になるのが怖い」などと思うかもしれませんが、まずそんなビクビクしてる人が一人で働けるわけがないから、辞めたほうがいい。

初めにも言ったように、どんな仕事も大変だし、どこまでも不安は付き物だということ。事業がうまくいけばいくほど、胡座をかぐのではなく、より緊張感を持たなければならないということ。

逆に言えば、じゃ今の仕事はそういう覚悟でやってないの?ぬるま湯に使ってるの?って思うんです。自分ですべての責任を負い、苦労が多いからこそ、懸命に勉強するし、人一倍努力するわけじゃないですか。

心のどこかに「何かあれば誰かが代わってくれる」という意識が少なからずあるから、甘えが出るんじゃないですか。

数年後とか、数ヶ月後とか、ハッキリ言って遅過ぎます。そんなことやってる間に、どんどんライバルは増えますし、状況は厳しくなるばかり。すでに高騰した株を買いに行くようなもんです。思い立ったが吉日。今すぐやることです。

仕事が心から好きだからこそ、フリーランスとして働ける

私は、仕事が終わっても、飲みになんか行きません。

仕事が終わって、ご飯を食べたら、次は余った時間で読書をするなり、ブログを書くなり、次の事業計画を考えるなり、常に仕事、仕事、仕事です。

もちろん、友達とおしゃべりをしたり、ゲームをしたり、ランニングをしたり、生活にメリハリをつけています。

しかし、読書をすることも、ブログを書くことも、事業計画を考えることも、言ってしまえば仕事が心から好きだから」できるわけです。なんの苦痛も感じないですし、むしろワクワクしながらやっています。

もしこれを、ただの仕事のように「義務」でやっていたらそうはいきません。フリーランスはラクそうだからとか、休みが好きに取れるからとか、そんな安易な動機で仕事をすれば、必ず失敗するわけです。

自分が最高のパフォーマンスを発揮できて、自分が本当に好きな商品をお客様に提供することができる。そして、お客様がその価値を認め、心から喜んでくれる。

そういう考えを持っている方は、ぜひフリーランスとして働くことを視野に入れて良いと思います。これからは、ますます「個の力」が生きる時代になります。

今を自由に生きるためにも、一緒に頑張りましょう。

何ごとも「即断即決、即実行」。

ABOUT ME
浅野 弘樹
東京都立川市の女性専門パーソナルトレーニングジム『ASANO』代表。米国サンタモニカにて修行を積んだ後、24歳の時、表参道に女性専門パーソナルトレーニングジムをオープン。半年以上予約のとれないトレーナーとなり、10,000人以上の女性のボディメイクに携わる。現在は立川市に移転し、ピラティスを中心とした指導をおこなう。【実績】アームレスリング世界選手権-57kg級3位、全日本ジュニア・全国高校選手権2年連続優勝【活動】登山、トレイルラン、トライアスロン【座右の銘】やってみなきゃわからないでしょう