【ロードバイク自家塗装プロジェクト③】塗装剥離・ヤスリがけでツルツルピカピカ

ロードバイク自家塗装プロジェクト、今回は「塗装の剥離・ヤスリがけ編」です。

目次

剥離剤で塗装を剥がす

いよいよ旧デザインとのお別れです。剥離剤を使う時は、防毒マスクと保護メガネ、手袋を装着してください。剥離剤は強力な薬剤のため、目に入れば大変なことになります。また、長時間吸い続けると頭痛や吐き気などの症状が出る可能性があります。安全対策はしっかりおこなってください。

剥離剤はHoltsの「塗装はがし液」を使いました。自転車専用の剥離剤や塗装剤はありませんので、基本的にはすべて自動車用ものを使います。

刷毛でフレームに塗ると、瞬く間にブクブクと塗装が浮いてきました。どれだけ時間がかかるかはロードバイクの状態によって差があると思います。僕のは長年乗っているので、塗装が剥がれやすかったのだと思います。上手に剥がれない場合は、時間をおいて重ね塗りすると良いかと思います。

次にスクレーパーで削っていきます。刃を立てるとフレームがエグれてしまうことがあるので、水平に滑らせるようにこするのがポイントです。

BBやサドルの周辺などは金属ブラシを使うと上手に剥がれます。

3時間ほどで剥離作業が終了。全肯定の中でここが一番大変かと思います。まだ見た目がゲジゲジしているので、この時はまだ本当に綺麗に仕上がるのか不安でした。

フレームにヤスリがけをする

次にヤスリがけをしていきます。ホームセンターでサンドペーパー(紙やすり)を買ってきました。1枚80円くらい。使用したのは80番、120番、320番、600番です。ヤスリは、数字が小さいほど粗く、大きいほど細かいのが特徴です。順番としては、粗いほうから使っていきます。

ある程度滑らかになってきたら、耐水ペーパー(320、600番)で仕上げていきます。

几帳面な性格も相まって5 ~ 6時間は格闘していたと思います。思いのほかツルツルになって自分でも驚きました。

カーボンフォークにヤスリがけをする

さて問題はカーボンフォークです。剥離剤はアルミには使えますが、カーボンには使えません。樹脂が溶けてしまうからです。なので、剥離剤は使わずにサンドペーパーを使います。

まずは表面のコーティングをスクレーパーで丁寧に剥がし、ある程度剥がれたところでサンドペーパーで磨いていきます。フレームと同じように80番からはじめ、最終的に600番まで上げていきました。

アルミフレームと違い、どこまで削って良いのかわからないので、ある程度のところでストップ。

表面がすべすべになったのでこのくらいでOKとします。ヤスリがけで一日が終わってしまいましたが、下地づくりが一番大切です。次回からいよいよ塗装作業に入ります。

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