ドラクエウォークがダイエットに効果的な理由を、現役トレーナーが真面目に考えてみた。

みなさん、ドラクエウォークやっていますか。

僕は完全にハマってしまい、外に出ると必ず起動してます。そして「これはもしかしたらダイエットに使えるのでは?」と感じましたので、トレーナーの立場から真剣に考えてみました。

目次

ドラクエウォークってなに?

まず「ドラクエウォークってなに?」という方のために簡単に説明します。

ドラクエウォークは、ポケモンGOのドラクエ版のようなものです。スマホを持って外に出かけ、モンスターを倒したり、アイテムを集めたり、レベルを上げてみんなでボスに挑んだりすることできるゲームです。

基本プレイは無料です。課金要素もありますが、課金せずとも十分楽しめる内容になっています。(5年プレイしていますが一度も課金していません)

なぜドラクエウォークがダイエットに効果的なのか?

プレイするには外出する必要がある

まず、ドラクエウォークは外でプレイすることを前提につくられているということ。従来のゲームのように、テレビの前に座ってコントローラーを握ってプレイするものではありません。自分が主人公となって、実際の街を歩く必要があるため、嫌でも運動になるのです。

ストーリー性があるから飽きない

ドラクエウォークは「ダンジョン1をクリアしたら、次のダンジョン2に進む」というように、ストーリーを進めていく内容のゲームになっています。

つまり、明確な目的があるので飽きにくい作りになっています。もし、少し飽きてきたかなぁ…. と思ったとしても、だいたいそのくらいのタイミングで新しいイベントなどが追加されたりします。

楽しさを感じることが運動を続ける最大の秘訣だから

これがトレーナーとして一番主張したいポイント。

「運動は楽しくないと続かない」ということ。ドラクエウォークは歩くことが前提なので、運動の種類としては有酸素運動に分類されます。有酸素運動は脂肪燃焼に効果的。けど、苦手な人が多いのが実際のところでしょう。どんなに効果的な運動でもキツければ続かないし、運動嫌いを助長させてしまうだけ。

でも、ドラクエウォークのように「楽しみながら運動すること」は、ダイエットにおいて1番大切なことです。というのも、ダイエットは「楽しいことに没頭しつつ、気付いたら痩せてた」くらいが理想だから。

ランニングだと「疲れた」「息があがる」「早く帰りたいな」って思ってしまうことはあるけれど、歩くこと自体は運動強度は軽いし、家に帰る前にもうちょっと魔物退治したいな、ということが起こるわけです。運動をしているつもりじゃなくても、運動になっているのは嬉しいことですね。

歩きながらプレイして危なくないの?

ドラクエウォークは歩きながらプレイするため「歩きながらプライしたら危ないんじゃないの?」という声もあります。

ごもっともです。私も歩きスマホをしている人は嫌いだし、自分がそう見られてしまうのも絶対に嫌です。

でも、ドラクエウォークには「ウォークモード」という画期的な機能が搭載されています。これがメチャクチャ便利。ウォークモードをONにしておけば、スマホをポケットやカバンに入れていても「自動で」敵を倒したり、アイテムを集めてくれるんですよ。

考えた人、もう天才じゃないかと。もうスマホの画面を見て歩かなくていいんですね。

本当に痩せられるの?

ドラクエウォークがダイエットに効果的な理由を述べてきましたが、果たして本当に痩せられるのかどうかが気になるところです。

実際に私が試したわけではありませんが、痩せられる可能性は充分あるということ。そもそも、人間の基本的な動きである「歩く」ことは、ダイエットに効果的だからです。

ただここで勘違いして欲しくないのは、体重計に乗って、劇的に体重が減るかと言われればそうではないこと。痩せるかどうかはあくまで食事量との相対関係で決まるものなので、1日3時間魔物を退治していたとしても、その晩にラーメンチャーハンをドカ食いしていたら痩せる訳がないですよね。

けど、並みの食生活をしていて、なおかつ普段からあまり歩く習慣のない人にとっては、効果的であるのは間違いありません。生活習慣病の予防や改善にもなるでしょうし、肥満の黄色信号が点灯している方にもオススメします。

おまけに体力も少しずつ上がるので、それをキッカケにランニングに移行するなんて手段もありですね。

まとめ

たかがゲーム、されどゲーム。

ダイエットでは使えるものはなんでも使ってみるといい。結局は自分の工夫次第です。ジムに大金をつぎ込んでも痩せない人は痩せないし、ドラクエウォークのような無料ゲームで痩せられる人もいると私は思っています。

もちろんハマる人とハマらない人はいると思いますので、少しでも興味を持ったら1度プレイしてみてほしいです。どこかのメガモンスター討伐でお会いしましょう。

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