東京の奥多摩にある雲取山(標高2017m)に登ったときのレポートです。
雲取山は日本百名山の一つ。東京と埼玉、山梨の三県にまたがる山です。
都心からのアクセスが良く、一泊二日で登ることができます。危険箇所もほとんどなく、山小屋も綺麗なので、小屋泊やテント泊初心者の方にもオススメです。
僕も数年前に雲取山でテント泊デビューしました。北アルプスを始めとした縦走登山のベースを築いてくれた山です。
鴨沢バス停から出発
一日目は、鴨沢ルートで雲取山荘を目指します。標準コースタイムは5時間ほど。
奥多摩駅から、登山口のある鴨沢バス停に向かいます。バスで30分ほどです。
なだらかな登山道が続きます。見渡すとどこまでも山々が広がる奥多摩らしい雄大な景色。東京にいるとは思えません。
奥多摩小屋(現在は閉鎖中)が見えてくれば、山頂はもうすぐそこ。
雲取山山頂に到着
14:07 雲取山の山頂に到着。標高2017m。東京都で一番高い場所です。当時は2017年だったこともあり、多くの登山者から話題を集めていました。
雲取山荘でテント泊。
山頂から20分ほどの場所に雲取山荘があります。テント場をお借りしました。
東京にいながら満点の星空が楽しめる
夜、テントの外に出てみると満点の星空が広がっていました。氷点下を下回っており、ダウンを着込んでも寒いくらいでしたが、あまりの興奮にカメラのシャッターが止まりませんでした。東京でもこんな綺麗な星空を見れるんだなと感動しました。
美しい朝焼けと共に起床。
朝3:00に起床。朝食の準備をしていると次第に空が明るくなってきました。星空と朝焼けのコントラストがとても美しかったです。
山奥の秘湯、三条の湯で疲れを癒す
下山は、三条の湯のあるルートを選びました。山頂から2時間ほどの場所にある秘湯です。前日の疲れが癒されました。
三条の湯から3時間ほど歩くと、青梅街道にある登山口に出ます。お祭り山荘前にあるバス停から奥多摩駅行きのバスが出ています。
都心からでもアクセスしやすく、比較的安全な山ですので、テント泊の練習にも最適だと思います。参考になれば幸いです。