トライアスロンではお馴染みのDHバー。
前屈みの姿勢になることで、空気抵抗が減るので、巡航がとてもラクになります。快適なので、僕はトライアスロン以外でも、通常のツーリングでも装着したままにしています。
ですが、一つ問題があります。
外国人向けに作られているため、長いんです。
特に手前の部分。ここが無駄に長い。ただ長いだけならシルエットの問題なので別に構わないのですが、膝が当たるんです。
ダンシング(立ち漕ぎ)をした時なんかには、必ずと言って良いほど膝に当たります。というより、刺さります。これがメッチャ痛い。その度に「ハゥッ!!」っと悶絶するわけです。
僕はハンドルに近い位置でダンシングをするのですが、DHバーを付けた状態だとそれができない。後ろに下がらざるを得なくなり、そうすると動きがぎこちなくなるんですね。
そこで、この問題を解決するために、DHバーを切断することにしたのです。
金属用のノコで切っていきます。切断する部分にマーカーで線を引き、エンド部分のキャップは外しておきます。
なお、パイプカッターなるものも売られていますが、他に用途がないのでノコのみでいくことにしました(全然いけちゃいます)
キコキコすること約10分、切断に成功。切断面はヤリスで滑らかにしておきます。
キャップを取り付けて完成。
これで膝が当たらなくなりました。もう、メッチャ快適です。どんな坂が目の前に現れようと、激痛におびえることなくダンシングできます。
切断する際に注意点が一つだけ。
写真を撮り忘れましたが、DHバーには「MINIMUM INSERT(最小限の挿入位置)」と書かれている場合があります。ここまではパッドのクランプをはめ込んでくださいね、というもの。
なので、あまり切断しすぎると安全性に問題が出てくるようです。切断する前に「MINIMUM INSERT」の長さを測っておき、その長さの分だけ残すように切断してください。
DHバーに膝が当たって痛い!という方の参考になれば嬉しいです。