雪山登山の入門として登ったのが『北横岳』です。
八ヶ岳連峰の北部にある標高2,480mの山です。
八ヶ岳ロープウェイを利用して途中までのぼることができ、そこから一時間ほどで山頂までいくことができます。
距離が短いといえど油断はできませんので、準備だけはしっかりとしてきました。
少し前に、mont-bellが主催していた雪山登山講習に参加し、基本的なアイゼン歩行やピッケルの使い方、滑落停止や耐風姿勢の方法などを教えていただきました。
これから本格的な雪山登山をはじめる前に、その時教わったことの復習と、個人装備の確認や改善点を見つけることが今回のテーマでした。
ほんの少しの油断で指は凍傷を起こしてしまうので、グローブの種類やレイヤリングなどはあらゆる工夫をこらしました。
また、積雪によってルートも分かりにくいので地形図とコンパスとGPSの使い方に関しては、特に入念に確認をしました。
気温が-14度で、風も強かったので体感温度は-20度を下回ります。ですので、あまりゆっくりすることはできませんでしたが一通りの確認はすることができました。
ブログの記事の時系列が逆になってしまいましたが、冬季の目標であった赤岳にも登ることができたのも、予測と想像を繰り返し、一つ一つの準備を怠らなかったお陰だと思っています。
初めての八ヶ岳ブルーを堪能することができ、最高の雪山デビューとなりました。
ルート
2017年12月28日
新宿 → 茅野駅 → 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅 → 山頂駅 → 坪庭 → 北横岳ヒュッテ → 北横岳(南峰) → 北横岳(北峰) → (往路を戻る)
(北八ヶ岳ロープウェイ。20分に1本のペース出ています。ここから一気に坪庭まで移動します。)
(登山口となる坪庭。スキーヤーも多い。)
(アイゼンを装着して、装備の最終点検。)
(シラビソの中をしばらく歩きます。)
(一時間ほどで北横岳ヒュッテに到着。ここで昼食。)
(雪を拾ってきてお湯作り。今後のテント泊のための練習です。)
(山の定番)
(北横岳ヒュッテから15分ほどで南峰に到着)
(さらに歩くこと5分。北峰に到着。)
(景色が最高です。360度の大展望。南八ヶ岳から南アルプス、北アルプスまで見えます。天気はいいですが、体感温度は-20度以下。早く写真をとって早々に撤収。)
(富士山のような形をしたのが蓼科山)
(夕陽も綺麗でした)