富士登山2026|日帰りで挑む須走ルート、富士山頂へ

人生7度目の富士登山は、須走すばしりルートで登ってきました。

これで富士山の4つの登山ルートをすべて歩いたことになります。

これまでに登ったルート

1回目:【吉田ルート】5合目スタート
2回目:【吉田ルート】馬返しスタート(0.5合目)
3回目:【吉田ルート】北口本宮富士浅間神社スタート(0合目)
4回目:御殿場ルート
5回目:御殿場ルート
6回目:富士宮ルート
7回目:須走ルート(今回)
※すべて日帰り

富士登山の面白いところは、それぞれのルートに個性があることです。

難易度はもちろん、見える景色も違えば、登山の楽しみ方も違います。

「どのルートが一番いい」とは一概に言えないので、機会があればぜひ4つすべてのルートから登ってみることをおすすめします。

目次

須走ルートの特徴は「樹林帯」

須走ルートの特徴は、序盤に樹林帯があることです。

スタートしてから30分〜1時間ほどは、木々の中を歩きます。

ほどよく差し込む日差しが気持ちよく、澄んだ空気も心地いい。

他のルートは、スタート直後から木々の少ない開けた道を歩くことが多いので、この感覚はとても新鮮でした。

コースは吉田ルートと似た印象で、特に難しい箇所はありません。

後ろを振り返ると、山中湖や河口湖、御殿場の街並みがきれいに見えます。

この日は天気が良かったので、遠くには横浜のビル群まで見ることができました。

中央奥に見えるのが横浜のビル群

富士登山で一番難しいのは「天候読み」

ちなみに、前日は暴風雨だったようです。

富士登山で一番難しいのは、個人的には「天候読み」だと思っています。

基礎体力があり、普段から山登りに親しんでいる方であれば、富士山そのものは決して難しい山ではありません。

ただし、それは「天候が良ければ」という条件付きです。

これはどの山にも言えることですが、富士山は特に遮蔽物が少なく、終始、開けた場所を歩くことになります。

そのため、天候が崩れると完全な雨ざらしになります。

さらに富士山は独立峰なので、風も強くなりやすい。

天候の見極めには慎重になりたいところです。

「ちょっと怪しいかも」と思ったら、日にちを改めることを強くおすすめします。

幸い、過去7回の富士登山は、ほぼ晴天に恵まれています。

今回も毎度のことながら、パルスオキシメーターで体調を確認しながら、スローペースで登ります。

高山との相性は個人差が大きいので一概には言えませんが、個人的には8合目からが毎回キツく感じます。

なので、富士登山では「8合目までをラクに登ること」を目標にしています。

逆に、8合目の時点でかなりキツいのであれば、「ここまでの登り方がうまくなかった」と考えています。

8合目から山頂までは、1〜2時間ほど。

ここから先は浅間大社の境内地、つまり神社の敷地です。

富士山そのものが信仰の対象でもあるので、ここからはより一層、慎みの心を持って登りたいところです。

須走口の山頂に到着

須走口の山頂に到着しました。

ただ、日本最高地点である剣ヶ峰は真反対にあります。

ここから、もうひと頑張りです。

途中には浅間大社の奥宮がありますので、参拝させていただきました。

日本一高い場所にある神社です。

今回は御朱印と御札をお受けしました。

山頂限定の御朱印帳も販売されています。

記念として購入するのもいいですし、毎年富士山に登って御朱印をお受けする、という楽しみ方もあります。

その場合、御朱印帳を山頂まで持っていくのは少し大変なので、半紙(書き置き)でお受けすることもできます。

12:00、剣ヶ峰に到着(6:00に5合目を出発しました)

ここからは、もう半周お鉢巡りを楽しみます。

私はあまり興味がないのですが、地層マニアにはたまらない景色なのではないでしょうか。

下山でまさかの出来事

いよいよ下山します。

途中までは吉田ルートと同じ道を歩き、8合目付近で分岐します。

ここが、富士山でも特に道を間違えやすいポイントです。

そして、ここで事件が起きました。

後ろから、手ぶらの外国人登山者が追い抜いていきました。

かなり軽装です。

すると、

「下山口ってこっちだよね?」

と声をかけられました。

「そうだよ!」

と返事をしたものの、少し気になりました。

家族や友達と来ているのかなと思いましたが、周囲にはそれらしき人がいません。

しかも手ぶらで、キョロキョロしながら歩いている。

なんとなく嫌な予感がしました。

もし間違った情報を伝えていたら、自分にも責任があります。

そこで、走って追いかけることにしました。

「どこの登山口から来たの?」

と声をかけると、

「わからない」

との返答。

……わからない!?

ここから20分ほど話をしました。

すると、衝撃の事実が次々と発覚。

  • 富士山に複数の登山口があることを知らない
  • 難易度が違うだけで、どのルートも同じ登山口・下山口に着くと思っていた
  • お父さんと一緒に来たが、お父さんはまだ山頂にいる

などなど。

最終的に、吉田ルートから登ってきたことが判明しました。

そこで、先ほどの分岐まで戻るよう伝えました。

本当にヒヤッとした出来事でした。

毎年ニュースになる外国人登山者の問題ですが、実際にこういう場面に出くわすと、責める気にはなれません。

登山好きとしては、

「せっかく富士山まで来たのだから、良い景色を見て、無事に下山してほしい」

それだけです。

過去の経験上、こういうときの「嫌な予感」はほぼ的中します。

走って追いかけて、本当に良かったと思っています。

須走ルート名物「砂走り」

須走ルートでは、御殿場ルートでお馴染みの「砂走り」を楽しむことができます。

砂の上を一気に下っていくので、登りとはまた違った楽しさがあります。

ただし、トレイルランなどで使うローカットのシューズの場合、靴の中に砂が入りやすいので、ゲイターを装備することをおすすめします。

15:00に5合目に到着し、そこからシャトルバスで道の駅まで戻ってきました。トータル9時間ほどの登山でした。

毎回思うのですが、登った後に麓から眺める富士山は、一層美しく見えます。

今回も、登山中に落ちていたゴミを拾いました。いつまでも綺麗な山でありますように。

最後に、麓の東口富士浅間神社へ。

無事に下山できたことをご報告しました。

入山前にも参拝してから登っています。

今年も無事に富士登山を終えることができました。また来年も富士山に登れることを楽しみにしています。

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