富士登山2024|5度目はVibram FiveFingersで御殿場ルートへ

人生5度目の富士登山に行ってきました。

これまでの富士登山は、毎回少しずつ違うルートやスタイルで登っています。

1回目:吉田口5合目
2回目:馬返しから吉田ルート(0.5合目)
3回目:北口本宮富士浅間神社から吉田ルート(0合目)
4回目:御殿場ルート
5回目:御殿場ルート(今回)

いずれも日帰りです。

毎回違うスタイルで登ることを楽しみにしているのですが、今年は昨年に引き続き、御殿場ルートから富士山頂を目指すことにしました。

目次

御殿場ルートから夜明け前にスタート

今回も夜間に登り始めました。

Amazonで購入した安い懐中電灯が意外にも優秀で、暗闇の中ではとんでもない威力を発揮。

いつの間にか、ヘッドライトがサブのような存在になってしまいました。

昨年トライした南アルプスの甲斐駒ヶ岳でも大活躍したお気に入りのアイテムです。

富士山から見る夜明け前の空が美しい

午前4時を過ぎると、少しずつ空が明るくなってきます。

紫と橙色が混ざった空が幻想的で、何度見ても足を止めたくなる景色です。

むしろ、背を向けて歩くのがもったいないくらい。

富士山を登っていると、こうした時間も楽しみのひとつです。

今回はVibram FiveFingersで富士登山

今回、ひとつだけ新しいことを試しました。

それが、Vibram FiveFingersでの富士登山です。

裸足に近い感覚で歩けるので、普段のロードランニングや登山でも愛用しています。

「これなら富士山でもいけるだろう」

そう思って試してみたのですが……。

これが大失敗でした。

御殿場ルートは砂礫が多く、足元に苦戦

御殿場ルートは砂礫の多い登山道です。

Vibram FiveFingersは足元の感覚がダイレクトに伝わってくる一方、くるぶし周辺に隙間があります。

そこから小石がどんどん入ってきます。

そして、これが地味に痛い。

ゲイターなどでカバーすれば防げたのでしょうが、時すでに遅し。

我慢のピークに達する

靴を脱いで小石を出す

また小石が入る

我慢のピークに達する

また靴を脱ぐ

これを延々と繰り返すことになりました。

まさに無限ループです。

まさかの「裸足」が意外と快適だった

途中でとうとう諦めました。

Vibram FiveFingersを脱いで、裸足で歩くことに。

ところが、これが意外と快適でした。

砂礫の上を歩く感覚は、まるで砂浜を歩いているよう。

「これはこれで気持ちいいな」

と思いながら、しばらく裸足で登っていました。

思わぬところで、新たな扉が開いたような気がします。

とはいえ、富士山を裸足で歩くことをおすすめしているわけではありません。

あくまで今回の個人的な体験です。

標高が上がるにつれて砂礫が少なくなってくるため、上のほうではVibramに履き直しました。

富士山頂に近づくにつれて天候が変化

この日の予報は晴れ。

ところが、登っているうちに少しずつガスが出てきました。

時折、ポツポツと雨も降ってきます。

山の天気はやはり変わりやすい。

晴れ予報でも、雨具などの基本的な装備は必要です。

出発から6時間30分で剣ヶ峰へ

そんなこんなで、出発から6時間30分

無事に剣ヶ峰に到着しました。

標高3,776m。

日本最高地点です。

富士山頂に立つと、毎回「ここまで来たんだな」と感じます。

富士山頂ではカップラーメンを食べてすぐ下山

そして、山頂で食べるカップラーメンが、この世で一番おいしい。

これは富士登山をした人なら、きっと分かってもらえると思います。

麓では富士山保全協力金を支払っています。

富士登山そのものは、吉田ルートを除けば基本的に入山料がかからないため、山頂などでできるだけお金を使うようにしています。(2024年時点)

この日は午後から天候が崩れる予報だったので、カップラーメンを食べ終えたら、すぐに下山を開始しました。

富士山頂で長居しない理由

「せっかく富士山頂まで来たのだから、もう少しゆっくりしたい」

もちろん、そんな気持ちもあります。

それでも、私の場合は山頂に長居しないようにしています。

理由は大きく3つ。

午後になると天候が崩れやすいこと。

標高3,776mでは低酸素の影響を受けやすいこと。

そして、単純に寒いこと。

この日の山頂の気温は12℃ほどでした。

数字だけを見ると、それほど寒く感じないかもしれません。

しかし、風が吹けば体感温度はさらに下がります。

せっかく登った富士山だからこそ、無理をせず、やるべきことを済ませたら早めに下山する。これが、私の富士登山での鉄則です。

富士山頂から約1時間50分で下山

山頂からは約1時間50分で下山しました。

御殿場ルートの下山は、登り以上にあっという間です。

ただし、最後まで小石には悩まされました。

この日だけで、20回くらいは靴を脱いだと思います。

今回の富士登山で、来年に向けて大きな課題ができました。

次回は、足元の小石対策をしっかり考えたいと思います。

何度登っても富士山から「パワー」をもらえる

今回で5度目となった富士登山。

ルートや装備を変えてみたり、失敗したり、思わぬ発見があったり。

同じ富士山でも、毎回違った楽しみがあります。

そして、何度登っても感じるのが、富士山の「パワー」です。

地元にいても、旅行に行っても、どこかの山に登っても、

「 あ、富士山が見える!」

となります。

それだけ富士山は、日本人にとって身近な山なのだと思います。

もちろん、身近であることと安全であることは別の話。

富士山は標高3,776mの高山であり、天候の急変や低体温症、高山病など、さまざまなリスクがあります。

これから富士登山をする方も、十分な準備をしたうえで、安全第一で登山を楽しんでください。

今年も無事に登ることができました。

The Power of Fuji.

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