【厳冬期登山】-20度の極寒の八ヶ岳でも熟睡できたISUKAのシュラフ(寝袋)

冬山には冬山にしかない魅力があります。

美しい雪景色や、その上に広がる青い空。同じ山でも季節によってまったく楽しみ方が変わります。

そんな冬山登山では、寒さを感じることなく、いかに快適に眠れるかどうかで楽しさが決まります。特に、雪の上で寝なければならないテント泊では、装備に少しでも不備があれば地獄です。

1~2月の八ヶ岳は、夜になると-20度くらいまで下がります。日中に登っている時は暑く感じても、夜になってテントの中でじっとしていると身体は一気に冷えてきます。快適に眠るための工夫は様々ですが、特にシュラフ(寝袋)は慎重に選びたいところです。

朝目を覚ますと、結露で枕がこんな感じになっていたりします。

ISUKA Air 1000 EX

私が使っているのはISUKA(イスカ)のAir 1000 EXというシュラフです。-30度の環境まで対応しているので、ヒマラヤをはじめ、日本国内の山であればどの気象条件でも使うことができます。

高品質の800フィルパワーのホワイトグースダウンが1000g使用されています。立体的な構造になっており、寒さに敏感な胸元と足元にはダウンが多めに充填されています。

また、首元を包み込んでくれるショルダーウォーマーも付いています。シュラフ内部で温められた空気の流出を防ぎ、外部からの冷気の侵入も防いでくれるので、眠っている間も高い保温性を発揮します。

ベルクロ部分には、汚れ防止の対策が施されています。長く使用していると細かいゴミや糸くずなどが付着することにより、粘着力が低下しますが、その心配もありません。日本製ならではのこのような細かい作りが嬉しいです。

厳冬期対応モデルなので、3シーズン用のシュラフに比べるとサイズは大きくなります。重さは1490g。冬山を快適に過ごすためであれば、まったく気になりません。

実際に使ってみた感想

1月に八ヶ岳連峰の赤岳に登った際に初めて使いました。その日も気温計は-20度を指していましたが、ぐっすりと熟睡することができました。

その数週間前に、同じく八ヶ岳連峰の天狗岳でテント泊した時のことです。-10度まで快適に眠ることができる3シーズン用のシュラフに、冬用のウェアを5枚重ねで着て寝るということを試みましたが、あまりの寒さに朝まで一睡もできないということがありました。

Air 1000 EXに変えてからは、朝まで一度も目を覚ますことなく、快適に眠ることができました。睡眠がきちんととれると、冬山登山を存分に楽しめるということを身を以て体験することができました。

* 現在、Air 1000 EXは発売終了してしまっているのでしょうか。ISUKAさんの公式ホームページから消えてしまいました。もう一つ下のAir 810EXというモデルもあり、こちらは現在でも取り扱っているようです。個人差はありますが、-25度まで快適に眠ることができる仕様なので、国内の厳冬期であればそちらでも充分だと思います。

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