【山岳写真】登山で使うカメラを『SONY α7R3』に決めた理由。

せっかく山に登るのだから綺麗な写真を撮りたい。

そんな想いがあります。ただ、一眼レフは重いし嵩張ります。しかも、登山では安全面においても荷物は軽いに越したことはありません。

そこで、登山用に新しいカメラを購入しました。

目次

登山用に「SONY α7R3」を購入した。

長く悩んだ末にたどり着いたのが『SONY α7R3』です。なぜ、このカメラを選んだのか、その理由を簡単にまとめました。

登山用のカメラに求める3つの条件

登山に持っていくカメラに私が求める条件は以下の3つです。

  • 軽量 & コンパクト
  • 高画質(できればフルサイズ)
  • バッテリーの持ちが良い

この3つの条件を満たすカメラがSONY『α7R3』です。2つの条件を満たすカメラを探すことは容易ですが、3つとなるとそうはいきません。

普段はCanon 5D Mark4RICOH GRを使っています。

Canon 5D Mark4がメインで、RICOH GRは飲食店で料理を撮ったり、トレイルランニング用に使っています。

高画質かつフルサイズで、バッテリーの持ちが良いだけであればCanon 5D mark4で問題ありません。しかし、テント泊や長期縦走を前提とした場合、ザックの容量や体力的にもう少し軽量でコンパクトなカメラを使いたいところです。

また、軽量でコンパクト、画質も良い、そしてバッテリーの持ちもそこそこ良いRICOH GRでも構いません。コンデジとは思えないほど高性能です。今までの登山の9割は世話になっています。マクロモードに対応しているため高山植物やブツ撮りにも対応できます。

また、コンバージョンレンズ(21mmに変換)を使用すれば雄大な景色をさらに迫力のある感じで撮ることができます。また軽量なので、三脚も雲台も軽量なもので済みます。セルフタイマー機能も、秒数や枚数が自由にカスタム出来るので非常に便利です。

しかし、どうしてもフルサイズという選択肢は捨てられず、もう少し広い画角やレンズの選択肢が欲しいというのも本音です。また、撮影した写真は大判のA2サイズで印刷してお店に飾ったりもするので、画質が良いことに越したことはありません。

登る山や山行日程、条件にもよりますが、今後GRはサブ機として活躍することになりそうです。

α7R3に買い替えた最大の理由

α7R3に買い換えた最大の理由は、バッテリーの容量が2倍になったことです。これは登山者にとっては大きすぎる恩恵です。

実はα7R3を購入する前に、前モデル「α7R2」を中古で購入しており、それを山岳用のカメラとして使う予定だったのですが、すぐに買い換えたという経緯があります。

その理由は、バッテリーの持ちがお世辞にも良いとは言えないことです。ミラーレス一眼である以上バッテリーの持ちが悪いことは仕方のないことですが、想像していたよりも遥かに消耗が早かったのです。

登山においてバッテリーの持ちが悪いことは致命的です。バッテリーを何個も持っていけばそれ自体が重りになりますし、いちいちバッテリーを交換していればコースタイムにも影響がでます。なにより、バッテリーの残量を気にしながらカメラを使うことがストレスになります。

SONY『α7R2』は素晴らしいカメラで、仕事や日常で使う分には申し分のないスペックです。

しかし、私は登山では使う気にはなれませんでした。先日、3泊4日で槍穂縦走をした際には800枚の撮影でバッテリー1本で間に合いました。残量もまだ20%ほどありました。

あくまで登山専用機としての位置付けですが、これから長い付き合いになりますので大切に使っていきたいと思います。

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